介護士が思う!介護士の職業病・腰痛

介護士の為のスッキリ整体・腰痛

介護職を対象に行ったアンケートによると、程度の差はあれ9割もの人が腰痛を感じたことがあるという結果に。さらに、全体の26.4%の人が、腰痛で仕事に支障を感じながらも欠勤はせず、仕事をこなしていると言われています。

腰痛を伴うことはなかった10.60%
腰痛を伴うことがあったが、仕事に支障をきたすことはなかった60.30%
腰痛のため仕事に支障をきたしたこともあったが、欠勤(休職)はしなかった26.40%
腰痛のため欠勤(休職)をしたことがある3.30%

また施設別で見ると、訪問介護やデイサービスなどの通所介護に比べ、老人ホームなどの入所系施設で、腰痛等の身体的負担を訴える人の割合が高くなっていると言われています。

この投稿は、『兵庫県西宮市の介護士の為のスッキリ整体・GOENGO』が介護職の疲れの原因から対策まで、まとめて紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

介護士が腰痛になりやすい原因と対処法に加え、腰痛になってしまったとき仕事を休む基準や、労災認定の疑問まで、一つずつ詳しく解説していきます。

腰痛の疑問や不安が解消されれば、利用者やご家族はもちろん、同僚スタッフや自分の家族にも、余裕をもって接することができますね。
でも何よりうれしいのは、自分自身が楽しんで仕事に取り組めるようになること!

知ると知らないとでは大きな差がつく腰痛の知識、ぜひチェックしてください。

介護士の腰痛の原因、トップ5

腰痛の危険因子のなかで、とくに介護士によく当てはまるものを5つ挙げてみましょう。

  1. 腰のひねり動作(食事の介助など)
  2. 中腰、前かがみ姿勢(シーツ交換、おむつ交換、体位交換など)
  3. 運び動作、押し動作(移乗介助や車椅子を押す動作など)
  4. 長時間の立ち仕事(休憩時間が十分に取れないなど)
  5. 勤務体制が不規則(シフト制や夜勤など)

これらはどれも、腰痛と関連が深い危険因子として知られています。しかし、介護の仕事をする以上は、ある程度避けられないものばかり。

食事の介助をするときは、利用者の隣ではなくなるべく向かい合わせに座るようにしたり、シーツ交換やおむつ交換などの際は、ベッドの高さをできるだけ高くするなどを忘れずに。腰のひねりや、中腰姿勢、前かがみ姿勢を避けるように心がけるだけでも、体への負担が違います。

このほか作業環境として、狭くて窮屈な場所で作業していたり、足場が不安定だったりすると、腰痛になる危険性がアップします。片付けられるものは片付け、段差や障害物などがないように環境を整えることも有効です。

また、これは介護職限定というわけではありませんが、ヘビースモーカーであったり、食事が常に不規則、といったことも腰痛に影響します。
心当たりのある人は、できる範囲で生活も見直してみるといいですよ。

介護士の腰痛を防ぐ方法は?

予防法は2つのアプローチで。まず1つは、原因となっている作業を見直し、腰への負担を最小限にしていくこと。もう1つは、こまめなストレッチや体操で腰のコリをほぐし、疲労をためないことです。

1:腰への負担を最小限にする介助技術を身につける

まずは、少ない力で利用者を介助するためにボディメカニクスを活用しましょう。介助は利用者にできるだけ近づいて、てこの原理などの力学を利用して行います。

また、ケアの前に声かけをして本人の動きを引き出すことも、腰の負担を和らげることに役立ちます。その理由は、何も言わずにいきなり体を動かそうとすると、利用者が怖がったり無意識のうちに抵抗してしまい、それだけケアに力が必要になるから。

「今から横を向きますよ」「今から起き上がるのをお手伝いしますね」などと、これからすることを伝えておくと、本人の協力が得られ、少ない力でケアを行うことができるのです。

2:ストレッチを行う

先ほどの「腰痛の原因」でも出てきましたが、体が硬いと腰痛になりやすくなります。こまめにストレッチを行うことは、腰痛予防に有効です。

一番簡単なストレッチ方法は、「前屈」すること。フウ〜と息を吐きながら、気持ちいいと感じる範囲でゆっくり前屈します。

簡単で手軽にできるので、朝起きたら前屈、仕事の前後に前屈、お風呂上りに前屈と、こまめにおこなって腰のこわばりをほぐしましょう。

腰痛で介護の仕事を休む?休まない?

どうにも無視できない腰の痛み・・・。そんなとき、仕事を休むべきか休まないで出勤するべきか、判断に困ることもあるのではないでしょうか。

先ほどの調査では、26.4%の人が腰痛で仕事に支障がある状態でも休むことなく出勤しており、欠勤や休職に至った人は3.3%となっていました。

介護士は「利用者の生活を支える仕事」という意識があるので、つい休まずに無理をしてしまいがちなのかもしれません。

痛みが軽ければ、コルセットや腰痛ベルトを利用して乗り切る人が多いようです。またお休みの日を利用して、マッサージや整体に通い、骨や筋肉のコンディションを整えるという声も。
湿布で痛みを和らげたり、逆に腹巻やカイロなどで温めて楽になる人もいます。

ただし軽い痛みでも6週間以上続くようであれば、一度医療機関を受診しておくことをおすすめします。

また、下記のような症状の場合は危険な腰痛である可能性が。この場合はすぐに整形外科を受診するようにしましょう。下記で詳しく解説しますが、労災申請を視野に入れ、労災指定病院(※3)を受診するのがおすすめです。

  • 突然激痛に襲われた
  • じっとしていても激しく痛む
  • 患部が赤く腫れている
  • 足に力が入らない
  • 高熱がある

症状がここまで強くない場合は、腰痛だからと運動せずに安静にばかりしていると、かえって腰痛が治りにくくなることがわかっています。
無理のない範囲で体を動かすことは腰痛改善の近道。怖がらずに体を動かしていきましょう。

※3:労災指定病院とは
労働者が仕事(業務)や通勤が原因で負傷したり病気になった場合、原則として無償で治療を受けることができる指定の医療機関のこと。

「労災保険指定医療機関検索」厚生労働省ホームページ

介護士の腰痛は労災になるの?

介護の仕事が原因で腰痛になってしまい、欠勤や休職をせざるをえない状況になった・・・
そんなとき、労災認定は下りるのでしょうか?

結論から言えば、「介護の仕事が腰痛の原因である」と証明できれば大丈夫です。

労災認定される腰痛には、(1)災害性(転倒など、突発的で急激な強い力が原因)の腰痛と、(2)災害性でない腰痛(日々の業務の負担で徐々に腰痛になった場合)の2種類があります。

たとえばぎっくり腰の場合は(1)に当てはまると思いがちですが、たとえ仕事中でも、日常的な動作をしていて起きた場合は労災認定されません。あくまでも業務上の必要があって、異常な姿勢で急に腰に強い力が加わったとき、たとえば「無理な姿勢で移乗をしてぎっくり腰になった」などの場合に労災認定されます。

介護士の場合は(2)に該当する場合が多いですが、腰痛の原因には加齢や筋力不足など、仕事以外の原因も考えられるので、「介護の仕事」との因果関係を証明するのは難しいことも。

診察時には、いつからこの仕事を始め、いつからどんな症状があるのか、仕事時間の長さや力のかかるケアの頻度、持ち上げる重さなど、できるだけ具体的に医師に伝えるようにしましょう。

申請は自分で労働基準監督署に行っておこなうこともできますが、会社に労災窓口があれば担当者に相談して、申請を代行してもらうこともできます。

手続きは面倒に感じるかもしれませんが、労災認定されれば休業4日目から休業補償がもらえたり、治療にかかった実費が補償されたりします。

労働者の当然の権利であり、ゆっくり療養して落ち着いて仕事に取り組むためにとても役立つ制度です。「仕事が原因かも」と思ったら遠慮せず、まずは会社に相談してみましょう。

負担を腰痛に発展させない3つのコツ

介護士にとって、たしかに体力的な負担は避けられない面があります。ただ、ちょっとした心がけやポイントを押さえたケアがあれば、その負担が腰痛に発展するのを防げる可能性が。

最後にもう一度、そのコツをまとめておきましょう。

  • 腰痛の原因行動(ひねりや中腰など)をできるだけ避ける
  • 力に頼らない介護技術(ボディメカニクス、声かけ)を実践する
  • 日頃からストレッチなどでコリをほぐす

腰痛になってしまうと、周りに迷惑をかけることもありますが、何より自分自身が一番つらいものです。
まずは自己防衛を徹底し、なりそうな気配を感じたら予防法を取り入れて。

そしてもしひどい腰痛になってしまったら、決してガマンして無理を続けるのではなく、必要に応じて適切な治療を受けるようにしていきましょう。

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まとめ

介護職は体力を使う仕事のため、慢性的に疲れを感じている方も多いでしょう。また、利用者の方や職場のスタッフとの人間関係もあり、肉体的だけでなく精神的な疲労が貯まって疲れが取れないまま仕事をしている方もいます。

介護職を続けていくなら、定期的な疲れの解消が必要になるでしょう。それでも疲れが取れない場合は転職するのも一つの方法です。転職も視野に入れつつ、快適に仕事ができるように工夫しましょう。

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くらしの応援パートナー・GOENGO、代表:井村督

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